 | 美味しくご飯を炊くために お手軽にできる!今どきの“5つのコツ”
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太古の弥生時代に稲作が日本に伝えられてから、私達日本人は丹精込めて稲を育て、収穫したお米を食べて今日まで文化を築き上げて来ました。
その太古の昔から“お米を炊いて食する”ことは変わっていません。
数十年前までは、かまどで火を使いごはんを炊くことが、技術(文化)として伝えられてきましたが、電気の普及により主に電気炊飯へと切り替わってしまいました。
また、精米技術の進歩や保管設備(保冷庫)の充実など、お米を取りまく環境の変化などもあります。
そのため昔とは少しだけ変わっているところもあります。
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1.お米は計量カップで正確に計ります。
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米一合は180ml。(重さは約150g)計るときは、まずカップにお米を山盛り入れてから手の平などですり切り、正確に計る。
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2.最初に入れた水は早く捨てます。
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たっぷりの水を一気に注ぎ、2〜3回かき混ぜ手早く水を捨てる。
(最初の洗い水をお米に吸わせないようにするため)
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3.ゴシゴシ研がない。
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精米技術の進歩によって、昔のようにしっかり研がなくても大丈夫です。
水に浸けた米は硬度が1/7程度と非常に割れ易くなってしまうので注意が必要!
水を切り、指先を曲げてかき回す要領で20回程度行い、水を入れすすぐ。
これを3回程繰り返す。 その後水を入れ白く濁っていても泡が立たなければOK!
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4.お米の芯まで水を吸収させます。
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米を炊飯器に移し、目盛りの分量の水を注いで米の芯まで水が浸透させる。
必要な時間は水温によって変わるが、最低2時間以上をひとつの目安としてください。
(基本的に半日程度までは、浸し過ぎて悪いことはありません。)
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5.蒸らして、ふっくらと混ぜて、水分を飛ばす!
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炊き上げたら20〜25分程度蒸らします。
その際しゃもじで底から返すようにふっくらと混ぜて、湯気を逃がし余分な水分を飛ばします。
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炊いたごはんの保存のコツ
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炊飯器の保存状態では、時間が経つほど味が落ちてしまいます。
ごはんが余ったら出来るだけ早めに冷凍保存をしましょう。
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冷凍は小分けに
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温かいごはんを1食分ずつ、粒を潰さないように平らに四角くまとめてラップで包み、粗熱を取って冷凍庫で冷凍します。
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冷凍した日付けが判るようにしておくと便利です。
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ごはんは長期間冷凍すると水分が抜けて、<冷凍焼け>といわれる状態になってしまいます。 日付けを目安にして賢く保存しましょう。
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