当店の近くの和菓子屋さんに、最近発売したお饅頭があり名称「吹雪まんじゅう」と云います(価格は1個100円)が、別名では「パンシロン饅頭」と呼ばれています。
パンシロンとは、一昔まえテレビで「パンシロンでパンパンパン!~♪」とCMが盛んに流れていた、胃腸薬の「パンシロン」の事です。
注・・(この記事は40才以上の方を対象としていますので、40才未満の方は読まないで下さい。判るかなぁ?)
この饅頭を初めて見た感想は、「見た目が大きく、これ食べきれるかな!?」と云うのが、第一印象です。 大きさは直径8cm 高さ4.5cm程、饅頭を割ってみると、中にはギッシリと餡が詰まっています。
これを饅頭を造ったのは、和菓子店「長谷川製餡所」(通称あんこや)さんの社長、長谷川さん。 この饅頭を造るキッカケを長谷川さんに聞くと、 「和菓子屋になる以前には、ホラー映画の特殊メイク技師になりたかった。 それは人がわぁ!と驚くことが堪らなく好きだった! 何か人が驚くような商品を作ってみたかった」とのこと。
この饅頭は食べる前から、食べる人に「これ1個全部食べれるかなぁ? 胸やけしそうだな?」と考えさせる大きさです。
そして、いざ食べ始めると意外にも餡自体がとても美味しく、半分で止めようと思っていたのに、ついつい食べてしまいます。
しかし、体は正直なもので、食後には"怖~い胸やけ"に襲われることに・・・!
以上のようなことから、この饅頭は「パンシロン饅頭」と呼ばれるのです!
Ishii (2015年12月 3日 20:06)
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現在、「日本が直面している問題、安倍内閣の支持率低下の直接的問題」とは、全く関係無い話題です。
実は、当店の倉庫の軒下に「スズメバチの巣」が在ることを発見しました。
発見時には、直径15cm程度で球形の巣で、巣の周囲に働きバチの姿は未だ多くは無い模様です。
早速、駆除業者へ連絡し、駆除作業を行って貰うことにしました。
業者さんの話では、「この大きさでは、まだ1週間程度しか経っておらず、今は未だ、巣の中に女王蜂が居り、幼虫の育成時期で、働きバチは多く無い状態。」「今後1週間程で、働きバチが増え、巣の大きさは3倍程度に成長する。」とのこと。
早速"防護服"を身に付け、殺虫剤を片手に駆除を開始! 巣び入り口から殺虫剤をスプレーし、ポリ袋へ巣を入れてあっと云う間に作業終了!
その後暫くは、外に働きに出掛けていた働きバチが、戻ってきて巣の在った辺りをうろうろと探していましたが、やがて居なくなりました。
最後に巣の中に女王蜂が居たことを確認します。 何故かというと、女王蜂が駆除出来ずに残ると、同じ場所に再度巣を作る事があるそうです。
巣の中には幼虫が居り、折角育っていたのに「大変申し訳ない」とは思いました。
働きバチは、幼虫から出る液体を養液をとしているそうで、そのため幼虫へせっせと餌を運び、そのご褒美を餌として貰っているとのこと、共に栄養を分け合うことから「栄養交換」と呼ばれているのだそうです。非常に興味深い生態ですね。 子育て放棄などは絶対に起こらない仕組みなのですね。
スズメバチは人間界にとっては敵となっていますが、毛虫を補食してくれたりもするそうで、自然界連鎖、食物連鎖の観点からも壊滅して良いものでは無いと、駆除業者さんに教えて貰いました。
今回は、"実力行使"という手段になってしまい、とても心が痛い想いがしました。
Ishii (2015年7月15日 09:58)
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先週末から気温が高くなり始め、昨日は"37.1°C" を記録しました。
昨日は、東日本全体が暑い空気に包まれてしまったかの様に、あちらこちらで猛暑のニュースがありましたね。
ここ会津若松も、昨日は福島県で一番気温が高い所となりました。
そのためか、昨日は来店のお客様は本当に少なく、開店休業の様でした。
今まで、比較的低い気温に慣れていた体は、いきなりの暑さに全く対応出来ず、クーラーの完備されていない当店の事務所では、唯々"気怠さと眠気"に耐えるだけで精一杯の状態です。
年配の者は無理をせずに、涼しい処で安静を保つことに専念するだけ。
中でも一番堪えているのが、純毛を着た我が家の"飼い犬「けん」"です。
夏も冬も彼は"毛皮を愛用"しているため、暑さには特に弱い様です。
(実は寒さにも弱いのですが・・・)
Ishii (2015年7月14日 09:52)
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先週、「FOOMA2015」と云う東京ビッグサイトでのイベントへ行きました。
毎年この時期に開催されている"食品工業機械展示会"のイベントです。
沢山のメーカーの機械が展示されている他に、同時に色々な分野の講演会が開催されています。今回は、この講演会を一番の目当てとして聴講して来ました。
FOOMA2015の講演会は、様々な食品についてのテーマで、数も多く選択することが大変なのですが、今年は「日本食品保蔵科学会」主催のシンポジウムに参加しました。
このシンポジウムでは,
「食のハラール性とハラール認証の基礎知識」
「冷凍技術を駆使してのおいしいパンの提供」
「生きの良い水産物を提供するための冷凍技術」
「シイタケの機能性食品としての開発」等の講演が行われどれも聞いていて、とても面白い講演内容でした。
食のハラール性とハラール認証の基礎知識」の講演では、恥ずかしながら「食のハラール性」と云う言葉すら知らなかった私でしたが、イスラムの食文化がとても日本文化に近い事を知りました。念のため「ハラール」の意味は、「イスラムの教えに従った方法で処理された食材」との意味の様です。
IS(アイエス)などと云う組織のために、イスラムのイメージが悪くなっていますが、私達の食物となってくれる動物に対し、その命を頂くことに"敬愛の念を忘れない配慮"があることを感じました。
「冷凍技術を駆使してのおいしいパンの提供」の講演では、現代のパンの市場では冷凍保存技術や酵母の開発によって、朝からでも"多種の焼きたてパン"が販売可能な時代に突入している実態などが非常に面白いお話でした。
「生きの良い水産物を提供するための冷凍技術」の講演では、今までは解凍時の再生性が悪い食品でも、冷凍機械技術の進歩から再生性が飛躍的に改善した食品もあり、今後は更なる改良が期待される様です。
「シイタケの機能性食品としての開発」の講演では、「シイタケ」に様々な品種があり、その品種ごとの特徴があり、様々な機能性が有ることの内容のお話がありました。
Ishii (2015年6月22日 16:53)
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この頃やっと暖かくなり、「福寿草」から始まり色々な春の花が咲き始めました。
色とりどりの花々が一斉に咲き始め、雪解けの後の暗い色彩の中に、鮮やかな黄色や赤い色彩を体感出来るようになりました。 今までは"寒く、暗く、重い"雪国の冬からやっと抜け出す事が出来そうです。 知らず知らずのうちに心がウキウキ!とする春の到来!です。
しかし、米屋としては両手を挙げて喜んでは居られない、少し憂鬱な事もあります。
それは、気温の上昇と共に"お米の食味の変化スピード"が変わることです。
お米は時間の経過と共に「品質劣化」が当然起こります。
気温が15度を下回る冬季間は、劣化のスピードが遅いため、品質の低下が遅く、殆ど問題にはなりませんが、気温が20度前後を越えるようになると、加速度的に品質の低下のスピードが早くなってしまいます。
また、お米は収穫時期が1年に1度のため、GW頃の5月には、収穫から半年以上経過してしまい、劣化(酸化)のスピードが早くなってしまいます。
精米機の性能も向上し、付着している糠分も少なくなってはいますが、お米の表面にある油分が酸化し始めます。
常に美味しいご飯を皆様に提供出来るように努力しては居りますが、時間の経過と気温の上昇を止める事は出来ません。
当社では、5月以降は温度管理された低温倉庫にて保管しておりますが、精米、出荷後は、お客様の所で保管して頂く訳ですので、冷蔵庫にて保管頂ければ幸いです。 が、どこのお宅も冷蔵庫の都合がそれを許さないことも多い事と思います。
その様な訳で、これからの季節は、米屋として"試練の季節"とも言える訳です。
福島は桃の出荷が、全国2位! ピンクに染まる桃畑。
Ishii (2015年4月21日 19:52)
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