「種まき桜」という言葉をご存知でしょうか。
「雪が解け春を迎え、農時をスタートさせる目安になる桜」を指します。(特に稲作に関連した言葉のようです。)
農作物を育てるには、風土に合わせた適した種まきの時期があります。ちょうど種まき桜が咲くころに種をまくことで、田植えの準備及び田植え後の苗の生育過程と四季のサイクルが丁度合い、美味しい米が沢山収穫できるということなのだと思います。(その他の農作物にも言えることですが)
「この桜(の木)が咲いたから、そろそろ種を蒔こう」と判断する存在なのだと思います。
この言葉は古くからある言葉で、現代のような稲作技術もなく、また情報や科学が進んでいなかった時代に、気候風土に合わせ沢山の農産物を収穫するために生まれた、先人の知恵が詰まっているものだと思います。特に雪国会津では、雪が解け春を迎え農作業をスタートさせるには必要不可欠な目安になったと思います。
私がこの言葉を知った時、地球(自然)の中で生かされている私たち人間が、大地から恵みを頂くために見つけた先人の気づきは凄いと思いました。春に咲く花は沢山ある中で、あえて「桜」を選択したわけですから。早くもなく、遅くもなく。(実際、桜が咲く頃に露地野菜の種をまき始めます。)
(喜多方市 日中選記念自転車歩行者道のしだれ桜)
本日の船田さんの田んぼ。
船田さんの他の場所の田んぼは、順次田起こしされています。
(ご近所の田んぼの生産者さんが田起こし中。)
Ishii (2018年4月27日 23:30)
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次第に朝早くから耕運機が稼働する姿を見かけるようになりました。
日の出が早くなり、それに伴い日中の気温がかなり高くなることから、辺りが明るくなると田畑に出かけ、8時ごろまで作業します。これからの時期は、朝仕事があちらこちらで頻繁に見られます。(もちろん、日中一番気温が高い時間帯は休息です。)
船田さんのご近所の田んぼで田起こしされているトラクターを発見です。
耕された田んぼが日に日に増えていきます。
(この生産者の方は、5時にはトラクターに乗っていたと思われます。)
船田さんの田んぼ。
Ishii (2018年4月23日 23:50)
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船田さんの田んぼは肥料散布終了です。
白い小さな粒がそれです。
船田さんの田んぼのご近所の田んぼで、丁度散布しているトラクターに遭遇です。
トラクターの後ろについている三角錐の漏斗に似た形の物に肥料を入れ散布します。
移動しながら、まんべんなく散布します。
本日の船田さんの田んぼ。
Ishii (2018年4月22日 23:16)
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田起こしの際に必要な肥料が準備されています。
緑色の袋が肥料です。
一袋が20kほど有るので、機械を使って田んぼにまんべんなく散布します。
田の表面は乾燥し、かなり固くなっています。
Ishii (2018年4月21日 23:58)
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4月の半ばを過ぎました。
少しずつ会津盆地の田んぼに変化が表れてきました。(別な場所では、田に植えられる苗が着実に生育しています)
船田さんの田んぼ周辺はままだ田越し作業は行われていませんが、広い会津盆地では少しずつ田越し作業が始まりました。
田起こしの目的は、カチカチに固まった田をほぐし、土に空気を入れ、稲の生育を助ける微生物の活動を活発化にさせるためです。これからの時期は、トラクターが転々と落としていく泥で農道がドロドロになっていきます。この時期のいつもの風景となります。
田んぼ表面の緑色が目立つようになってきました。
Ishii (2018年4月20日 23:07)
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