先日の台風18号は、日本を文字通り"縦断"しながら通過して行きました。 皆様の地域では被害は無かったでしょうか? こちら会津でも大変残念ながら殆どの田んぼの稲が強風により倒伏し、惨めな姿となってしまいました。 そのため、稲刈り作業などの手間が相当かかる様になってしまいました。 ところで、最近新米の販売時期についてのお問い合わせを頂くことが多くなりました。 今、現在は「早稲種(モチ米や酒米)」などの早い品種から「ひとめぼれ」などの稲刈りに移行しています。 無論台風の影響どもあり思う様には進捗していません。 また、収穫後は、乾燥作業や袋詰め、また今年も「放射能検査」や「農産物検査」などの検査を経なければ出荷販売出来ません。 また、当店では試食などを行うため、やはり今月末から10月初めまでは、様々な作業がかかる予定です。 今年も美味しいお米を皆様に是非お渡ししたいので、これからも一生懸命頑張らせて頂きます。
Ishii (2013年9月19日 09:46)
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今日現在、会津地方の稲刈り作業も半分程進んで来ました。
台風17号も警戒して居ましたが、お陰様でいつ通り過ぎたのか判らない程で過ぎてゆきました。
当店にも新米が毎日続々と入荷しています。
24年産の福島県産米は県知事の決断で、全ての米袋を放射能検査する事になりました。
会津若松市には18台の検査器機が稼働しています。
当店では毎日のように入荷した新米を、当店のトラックに約100袋ずつ積み込み、検査場に搬入し、検査を受けることになります。
検査場では、1袋ずつ検査器機のベルトコンベアーに乗せます。
袋には"生産者を明示するバーコード"が貼り付けてあり、コンベアー上を運ばれてゆくと自動的に読み取られ、次に放射能検査測定が行われます。
測定時には「20ベクレル」以下の判定時には"○"の表示がなされて自 動的に"検査終了証"がペタッと貼り付けられて終了です。 この検査終了証には数字が書き込まれており、この数字を基にネット上で検査結果を検索確認出来ます。
この検査器機では、1分間に「4袋」が検査可能で、この検査場では、1日あたり1200~1300袋が実際に検査されています。
測定の結果が「20ベクレル」以上の場合には、より精密な測定の出来る計測機にて検査されます。 今日現在では会津地方の検査場では「20ベクレル」以上の結果になった米は無いとの事です。
Ishii (2012年10月 3日 22:11)
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前回のブログの続きですが...、 店主が収穫した梅を、今度は放射能検査をすべく検査試料を私が作りました。
当市では家庭で作った野菜等を無料で放射能検査をしてくれるので、多くの方が放射能検査を利用しているようです。
今回は我が家の梅もその検査デビューです。 市より検査試料は種を取り除いて"みじん切り"にした物を500cc分用意するよう指示を受けました。
その旨を家族に話すと、「7kしかない梅を500ccも検査に持って行ったら、漬ける分がなくなっちゃうね、ハハハ...」 (みじん切りにした後に、ご近所の八百屋さんから
「今年の高田梅は収穫数がなかったから高いよ~。他の梅で放射能検査をしたけど検出されなかったから、検査しなくても大丈夫。」
とアドバイスを貰ったのですが、間に合わなかった...) 市役所に梅を持って行き、検査すること30分。
結果は市の検査機器で測定できる最低下限値で未検出でした。 安心して、梅漬け作業が出来そうです。
Ishii (2012年6月27日 19:25)
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今日の会津は、今にも"みぞれ"に変わりそうな位の寒~い雨の一日でした。 それでも午後には雨は収まりました。 すでにニュース等でご存知の方も多いことと思いますが、福島市周辺地域にて出荷基準を上回る放射線量の玄米の検査報告があり、出荷規制となりました。
今回の出荷規制の問題が起こったことは、とても残念な事です。 当店でも非常に落胆して居ります。 今回問題となった地区は、福島県中央北部(通称 県北地区と呼ばれる)地域です。
この地域では、「計画的避難準備地域」も含まれる、比較的高い空間放射線を計測した地域です。 当社が位置する会津若松市は、福島市から50km(道程で約90km)程離れており、空間放射線量もおよそ1/10程度とは云え、心情的にとても辛いことです。 今日も、関東地方在住のお客様から「会津のお米は大丈夫ですか?」とのお問い合わせの電話を頂きました。 幸いに会津地方では、空間放射線量は関東地域とほぼ同程度で、土壌の汚染程度も比較的軽く、除染作業を必要とする地域はありませんでした。 当社では、行政の安全宣言だけでなく、独自に生産者毎に自主検査を行い、個体の安全を確認している旨のお話をしました。
お電話で説明をさせて頂き、納得を頂けた様子でご注文を頂きました。 今後も生産者毎に自主検査を行い、安全の担保を積み上げて行くしか手段は無いと感じて居ります。 しかし、それ以外にも何か?もっと良い手段が在るのでは?とも想像します。
もし、何か良いお知恵をお持ちの方いらっしゃいませんか?
原発当事県に住む私達には、発想し難い考え方、見かたが在るのでは・・・? ご意見広く募集致して居ります~!
Ishii (2011年12月 5日 23:55)
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今日は一日中雨です。
秋の雨はそれは冷たいですね。
昨日に比べて今日はとても寒く、今まで日当たりの良い事務所はヒーターは使わないように頑張っていましたが(自宅は既に使ってましたが)、あまりの寒さに今日は温風ヒーターを使いました。
これから、ヒーターは毎日稼働なのでしょうね。 福島県では私達が食する県内各地のあらゆる物の放射能検査をし、その結果をホームページや地方新聞に掲載しています。
勿論、空気中放射線濃度もです。この、空気中の測定はかなり細かく、学校、幼稚園、保育園、各地区集会所は無論のこと、道路その他細かい地点での測定もしていて、随時新聞に掲載されています。
県内各地の正確な情報が入手できることは、安心して過ごせる最初のステップなので、県民としてはその情報は大切になっています。
会津は県内でも線量が低い地域です。あまり他県の情報は分かりませんが、他県の断片的に入る情報やホームページを見ると会津より線量が高い地域がある事を知ります。原発事故による被害が原発事故当初の風の向き、地形の影響等によるところがあり、原発からの距離だけでは判断できないことを8ヶ月経つ今でも思い知らされるます。 前段が長くなってしまいましたが、『会津のみしらず柿』ももちろん放射能検査をし未検出でした。
先日、柿屋さんで柿を試食したらとても美味しくて、今年も自分でさわした柿を食べたいなぁ~なんて思っていたら、丁度良くお客様から柿を頂きました。思わず『ラッキー』と心の中でガッツポーズです。 本当は今日さわそうと思ったのですが、寒くてやめました。(根性が無い私です)
ですがここ数日中にはさわしたいと思います。 今年の柿は2L位のサイズです。(昨年は4Lサイズでした)
写真の柿は左側がの「みしらず柿」で右側が昨日「柿だるま」として出演した甘柿です。
Ishii (2011年11月11日 22:13)
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