台風9号が過ぎて以来、気温が下がり随分過ごしやすくなって良かった反面、雨の降る日が多くなってしまいました。
その為、思うように稲刈りが進みません。
新米をお待ちの皆様には大変申し訳ありません。
9月当初の予定では、例年より早い稲刈りが始まるかなぁなんて考えていましたが、会津は今週も雨の予報なので、例年通りの稲刈りになりそうです。

去年もそうでしたが、毎年毎年違うその年の天候に泣いてしまいます。

追伸）前回のブログで子供が私達について不等号式で表していましたが、私としては家庭でも職場でも母＞父でも母＝父でもなく母（私）＜父（店主）だと思っています。（隣で店主が『勝手に思うのは自由だ』と言っているのは聞かない事にしたいと思います。）

台風9号が過ぎてから、朝晩はかなり過ごしやすくなってきました。
夜、寝るときは肌掛け布団を掛けないといけないくらいの気温になり、朝までぐっすり眠ることができます。
“春眠暁を覚えず”ごとく“秋眠暁を覚えず”状態で、朝は起きるのが辛いくらいに爆睡できるようになりました。

今日の会津は晴天で風がありました。
田んぼの近くを通と、稲と稲が擦れる「サラサラ、サラサラ」とした音が聞こえます。とても軽快で秋を感じさせる音です。
また、稲に近づくとイナゴが逃げて飛び交う「カサカサ、カサカサ」との音も聞くことができます。
田んぼに添って歩くと「カサカサ」の音も併せて移動する感じです。
色々な音がして、まるで田んぼで合奏をしているようです。

また、稲刈りをすると、今度は秋の「匂い」を感じる事ができます。
“春の匂い”、“冬の匂い”があるように稲刈り特有の匂いは“秋”を感じさせてくれます。

（余談ですが、長い冬が終わる頃の何とも言えない“春の匂い”は心を躍らせますよね）

現在、会津の稲は黄金色に美味しそうに色づいています。
稲刈りに向けてのカウントダウンが始まったと思います。
“カウントダウン”の言葉を10日前から使うのか、はたまた3日位前から使った方が良いのかよく分かりませんが、出産に例えると“臨月”になったといったところでしょうか。（逆に分かりづらかったでしょうか。）

毎年この時期になると思うのですが、田んぼは一面黄金色で、まさに映画「風の谷のナウシカ」に出てくる“オウム”の触覚の絨毯のようになります。
そう、あれです。「その者、蒼き衣を纏い、金色の野に降り立つべし。・・・」の台詞に出てくる場面です。
(ちなみに、店主を初め家族みんな「風の谷のナウシカ」「となりのトトロ」等ジブリ映画が大好きです）

この様な状態に日に日になっていますので、もうすぐ、新米を出荷できると思います。
ですが、稲刈りも天候に左右されるので、時期は何とも断定できません。

今年もいよいよ台風シーズン突入！でしょうか。
台風9号が日本を横断していましたが、温帯低気圧に変わりましたね。
昨日の時点では東北地方に直進コースでしたが、急に進路変更したようで、こちらとしては大変助かりました。
一方、関東地方で大雨の所も有るようですね、被害の大きくならない事をお祈りします。

会津も一昨日は雷を伴う激しい雨が降りました。お陰で気温はグッ！と下がりとても過ごしやすくなりました。（現在の当店の室内温度は２４℃）
今日は昨夜から雨が降り続いています。。

今まで暑かったので恵みの雨ではありますが、間もなく稲刈りが始まろうとしているこの時期に、稲が強風によって倒れないかがとても心配です。
果物の被害や稲がなぎ倒されないことを節に願っているところであります。

雨が降り続ける当店前です。

毎日、残暑のニュースが続きますね。　今日も岐阜で３９℃超の最高気温とか。
永い夏はいったい何時まで続くのやら・・！

田の稲の成長は、概ね「積算気温」で決まってきます。
「積算気温」とは、「気温×日数」で計算され、毎日の気温の“和”が成長の目安となります。
今年は最高気温の高い日が、連続しているため、“色づき”や“収穫”が例年より早くなると思われます。

実際には、下の写真のように稲穂の色が既に黄金色に変わりつつある水田も見かけるようになりました。
しかし、“早いから良い”と手放しで喜ぶ訳にはいかないのですが、新米を心待ちにされている皆様には良い知らせかも？知れませんね。

これは「ひとめぼれ」の水田の写真ですが、稲刈りまでもう少しですね。