毎日暑い日が続いていますね。日中は曇り空でも気温は高く32℃~34℃となりますが、夜になればひんやりとした夜風が吹いてきます。
仕事がら水田の様子が気になるので、最近も時々稲の様子を見に出かけます。
この時期は、週に1枚の割合で葉が付き、稲の背丈もグンと伸びてきます。
また、稲株もドンドン分けつし、株数を増やしてきます。 いつも見に行く舩田さんの水田では、現在背丈は60cm~70cm程、株数23~28といったところでしょうか。 舩田さんの稲
最近、営農指導をされている方にお話を聞く機会があり、改めて水田をよく見ると、田んぼごとに随分と個性が在ることに気づかされました。 どこが違うのか?というと、「葉の色」「葉の背丈」「株の増え具合」「葉の広がり方(形)」「隣の稲との間隔」「水の入り具合」等々が違います。 田の畦道の四つ角に立ち、生産者の違う四方向の水田を見回すだけでも、違いが分かる所もありますよ。
また、畦道の雑草の草刈り具合なども様々ですね。 隣の水田
別の隣の水田 画像では違いが表現しづらいです。
見た目が良ければ、食味も良い!とは断言できませんが、少なくとも“美味しさ”との関係が無い訳ではありませんね。
Ishii (2011年7月12日 21:47)
| コメント(0)
| トラックバック(0)
田植えから早3週間が過ぎました。
田植えしたばかりの時は頼りなさそうだった苗も、今では根もしっかり張ってグッと逞しくなってきました。
妊娠出産に例えると胎盤ができた頃と云ったところでしょうか。
妊娠中に中毒症になることなく無事元気な赤ちゃんを出産するために大切な食事、運動、体重管理と云った部分のものは、稲で云うと水管理、肥料管理と云ったところです。
日々環境が変わる中での管理は、まるで子育ての様です。 写真は中央の色見板(葉色比較板)を使って稲の葉の色を見ることで、栄養の状態が適正化どうかが分かります。
これは舩田明氏の会津豊熟米こしひかりを栽培している田んぼです。
Ishii (2011年6月13日 16:30)
| コメント(0)
| トラックバック(0)
会津地方の田植えは順調に進んでいて、ほぼ田んぼに苗が植えられています。
(春先、気温が低く農作物の生育が心配された昨年とほぼ同時期の田植えとなりました。)
これからは、細い苗が根付くまでの管理が大切になってきます。
Ishii (2011年5月26日 15:59)
| コメント(0)
| トラックバック(0)
今日も会津地方は穏やかに晴れています。 田起こしの済んだ田んぼに、やっと水が引かれ始めました。
会津盆地の田の用水は、主に2系統に分かれており、大きな水瓶である「猪苗代湖水系」と、南側よりの「大川ダム水系」があります。
お陰で会津盆地では昨年の様な暑い夏でも水不足の可能性は大変低く、私達人間は元より農作物にも潤沢に水を供給してくれます。 田起こしがされた田んぼの用水路の堰が開けられると、上流の田んぼから順番に、乾いていた田の土が、水を含み始めて”黒っぽい色”に次第に変化し、やがて”水田”になって行きます。
水が入った田んぼは、水と土を良く混ぜた状態で、稚苗が根付き易いように平に均されて、いよいよ”田植え”を待つこととなります。 手前にある“白い土のう”を外し、水路を開けると水が入り始めます。
田んぼに水が入り始めると、盆地一帯の気温が“一段下がる”感じがします。
Ishii (2011年5月14日 16:51)
| コメント(0)
| トラックバック(0)
GWも終了し、毎日ありがたいことに、暖かい日が続きます。
原発事故の影響で「福島県への観光客」が激減との予想でしたが、こちら会津は結果として、平年並みとは行かぬまでも予想を遥かに上回る程の人出があり、大変嬉しい”誤算”となったようです。 また、東京都内の福島県アンテナショップも、平年以上の売上げとの報道もあり、「福島県を応援しよう!」と行動を起こしてくださった方が多くいらっしゃった結果かなと感じています。 この様に暖かな日々が続くなか、いよいよ本格的に稲作作業がスタートです。 原発事故直後には大変心配され、また、県内の一部では現在も栽培中止地域も存在しますが、「平成23年4月6日に実施した福島県内各市町村の土壌における放射性物質の測定結果」をもとに、会津地方では稲作の安全が確認され、現在「田起こし」が始まりました。 無論、今後の原発事故の処理次第では、状況に変化があるかもしれませんが、例年通り「美味しいお米」を作るべく、生産者の皆さんはいつもと変わらない農作業を続けています。
Ishii (2011年5月 9日 16:20)
| コメント(0)
| トラックバック(0)
前の5件
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
次の5件
|
最近のコメント