会津には「起き上がり小法師」と云う物があります。 これは、ご存知の様に家族の"魔除け厄除け"として、毎年新年の初市にて買い求めて、神棚に飾る習わしです。
1年間神棚の上で、一生懸命の仕事を終えた小法師は、正月飾りと一緒に「歳の神」(さいのかみ)と云う焚き火で、燃やし納めることとなります。
このお勤めを終えた「起き上がり小法師」を、リメイクして楽しんでいる方がお近くにいらっしゃいます。
今回は、来年の干支"猿"をお造りになりました。
猿は「三猿」(見ざる、聞かざる、言わざる)を1体で表したのだそうです。
でも、このお猿は、なんとも立派なお心があり、
(見ざる、言わざる、でもちゃんと 聞き)
そして、なんとも良いお言葉まで併せて頂きました。
来年はこの頂いた言葉を"体現"出来るよう頑張りたいと思います。
私は無学ですので、「三猿」とは大昔に外国から渡来したものと知り、己の無知を恥じるばかりです。
Ishii (2015年12月29日 16:51)
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