当店の店頭には、「無料 どうぞお使い下さい」と書かれた、精米機が置かれています。
主には、玄米をお買い上げ頂いた際の「5分搗き精米」などの分搗き精米に使用します。
また、大きい精米機が使用中で、急ぎ精米を行いたい場合や、少量の精米を行う場合に重宝しています。
無論、どなたでも無料で使用できますので、ご近所の方も時々この精米機を利用されます。
今日もいつも「幼い姉妹」を連れて、ご近所のTさんがこの精米機をお使いになりました。
いつもこの「幼い姉妹」さん達は、精米を楽しんで行ってくれます。
楽しみ方は、精米機から出てくるお米の容器に手を差し入れ、"米粒の触感"と"精米の匂い"を楽しんでくれます。
私自身は、子供の頃から米屋で育ちましたので、当然のように米の容器の中に、手を入れて遊んでいました。
そのため、この「幼い姉妹」さん達にも、手を入れることを勧めてみたのですが、それ以来すっかり気に入ったらしく、精米の時には必ず手を入れる様になりました。
経験の在る方には、判って頂ける事と思いますが、穀物の中にザクッと手を入れることは、とても気持ちの良い感触です。
言葉にすると、"少しヒヤッとして、適度に圧迫のある感触"とでも云いますか、文章が拙く申し訳ないのですが、手先を適度に均等に軽くマッサージされる様な感覚です。
店頭には米の他にも、小豆や金時豆など雑穀の容器があり、それぞれ大きさや形が異なりますので、また違った感触を「幼い姉妹」さん達は体験をして行きました。
幼い時にこの様な感覚を体験して貰い、この"心地よさ"を、何かの形で生かして貰えればと、つい余計な考えをしてしまいます。
Ishii (2015年12月 7日 23:12)
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