春、暖かい陽気が続きます。
寒すぎず暑すぎないこの季節はとても良いですね。
以前、店主が蔵を整理した時に古い教科書を見つけました。昨日、その教科書を私に見せてくれました。
(その教科書を持ち主のご家族の方にお渡しするために奥から出してきたのです)
とても年代物の教科書で、私はすらすらと読めない代物でした。(漢字が読めない?!)
写真はその教科書で、明治初期のものから大正初期のものまであります。
中には国語、算数(算術)、理科、社会、体育、家庭(裁縫、手工)、音楽の分野を一冊にまとめた「全科表解」と言う参考書の様なものもありました。勿論、英語の教科書も別冊であります。
全ての書物に興味をもったのですが、中でも算数(算術)の部分には見入りました。
かなり実践的な問題が掲載されていました。
例えば
その1)田3段歩から米4石6斗8升の収穫があるとすれば、1町7段3畝からは何程の収穫があるか。
3段=30畝、 1町7段3畝=173畝
X=468升 × 173 = 80964升 =26石9斗8升8合
30 30
(上記は分数の計算です。 上手く表記ができなくて・・・・)
その2)汽車で18哩(まいる)の距離を行くに27分かかるとすれば、同じ割合で376哩行くには何程かかるか。等・・・・。
これらの教科書に触れ、今も昔も変わることなく学ぶべき事はしっかり学ばなければいけないし、教科書は教育をする上で大事な媒体であることも改めて感じました。
Ishii (2015年4月22日 21:41)
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