今日の会津は、最高気温33℃と平年並みの暑さです。 「ミンミンゼミ」の鳴き声もこの夏初めて聞くことが出来、いよいよ夏本番となって来ました。
今日は田んぼを観て廻る日となっていましたので、いつもの様に出かけて来ました。
稲の生育状態を計測してみると、現時点ではとても良い状態です。 葉の長さが伸び過ぎていると、穂を付けた時に倒伏してしまい良くないのですが、今の所はとても良い状態です。 このまま倒伏せずに稲刈りまで行ってくれる事を切に望んでいます。
今年の天候は朝晩は気温が下がり、昼夜の温度差が有り、作物には丁度良い気温となった様です。
成長の早い「ひとめぼれ」は、既に出穂(しゅっすい)の時期を迎え、所々"開花"をしたところを見ることが出来ました。
稲の"開花"は非常に面白いものです。
1本の稲穂には、70~100粒程度の籾が付いていますが、その一つ一つが2~3日を掛けて、穂先の方から順次開花します。
開花時間は、10時頃~13時頃と云われていますが、今日確認した時は、やはり11時頃でした。(9:30頃見た時には確認出来ませんでした。)
開花すると、籾の部分が、鳥のくちばしの様に綺麗に2つに分かれ、雄しべを長く外側へ伸ばします。 1~2時間程度開くと雄しべを外側へ残したまま、しっかりと殻を閉じてしまいます。
そのため開花後には、少し色が黒くなった雄しべが外側に残り、開花した事が判ります。
Ishii (2014年7月30日 20:44)
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