先月末頃、いつもの田んぼに稲の様子を観に行きました。
この時期の稲を見ているととても楽しいです。
稲も出穂(穂が出る)してから約1ヶ月経ち、稲穂の頭が曲がり始めて、次第に重みを増して行く時期です。 手のひらで穂先を触ると、何とも云えない感触が心地よく、"ずっ~と触っていたい"と思う不思議な気持ちになります。
丁度、この田んぼの生産者の舩田さんに出会いました。
舩田さんは、田んぼに用水を引き入れているところでした。
田んぼは、用水路と水田の境の「仕切り板」を開閉することで水を引き入れたり、また、入口と反対側の水の出口の堰を開放することで、水位の調節ができます。
しかし、「水道の蛇口を開ける」様な簡単に、水を引き入れる訳ではありません。
この水田の場所は、用水路の末端に近い場所であるため、川上側のどこかで水を取られていまうと、思う様には行きません。
水量が多ければ、4時間程度で一杯になる訳ですが、水量がどこかで取られてしまうと、倍以上の時間や手間が掛かります。
この日も舩田さんはミニバイクで畔道を行き来しながら、水田の周囲の用水路を見回り、今年最後の水の引き入れを行っていました。
Ishii (2013年9月 6日 19:53)
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