今夜、NHK大河ドラマ「八重の桜」を観ていました。 この数週は鶴ヶ城攻防戦の場面でしたので、毎週欠かさず観ておりました。 実際の籠城戦がどの様であったかを知るわけでは在りませんが、実際はドラマの比では無いと想像はしますが、どの様で在ったかは判りません。 しかし、毎回涙が出ます。 当時の方達が、好まざる流れの中に巻き込まれて行った事は確かなのでしょう。 老若男女の会津の方達が翻弄された立場に置かれたことを、ドラマで想像させられるととても涙が止まりません。 「西郷家の自刃」や「籠城戦中の食料不足」など今の私たちのも聞いた話でありました。 ドラマの中で「会津は無くなる!」と言う意味の言葉がよく出て来ます。 当時の方達は、「会津藩は無くなる!」と云う意味でこの言葉をお使いになったと想像しますが、100年以上経った今の私たちにとっては、「当時のあなた方が頑張って戦ったお陰で、今の私たちが胸を張って生きているのです!」と云いたいです。 私たちは、「先達の皆さんの犠牲の上に生きているのですよ!」と言いたいです。 当店の近くに「長命寺」というお寺が在ります。 先週の放送の最後にちょっと紹介されましたが、この寺の壁には今も弾痕が残っています。 自宅が近いために犬の散歩コースになっているため、この寺の周りをよく通ります。 この寺の一角に「会津藩士戦没者」の墓が在ります。 「長命寺の戦い」で多くの方々が犠牲になりましたが、その御霊を慰めるための墓標です。 この墓のすぐ側に桜の古木が一本植えて在りますが、なんとも云えないとても風情があります。 長命寺にある「会津藩士戦没者の墓」と桜 毎年、「会津弔霊義会」がここでも慰霊会を開催しています。
Ishii (2013年7月21日 21:57)
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