昨日はいつもの田んぼの調査日でした。
7月は特に神経を使う月なので期待と不安の両方を持ち、いつもの生産者「舩田さん」の田んぼに出掛けました。
前回の調査日から2週間経ち、次回の調査には少し早いかな?とも思いましたが、他所の田んぼは進度が進んでいるとの事で、手遅れにならない内にと早めに行くことになりました。
この2週間の天候は、雨や曇りの日が続き、いかにも"梅雨空らしい"天候でした。
じめじめとした日が多く日照時間が少なかったためか、思いのほか葉色(稲穂の葉の色)は濃く窒素成分が残っているようでした。
(葉の色が濃い(濃い緑色)のは肥料成分が十二分に有り、葉の色が薄く(黄緑色)なると、肥料が少ないことを教えてくれます。)
また、2週間で葉の長さが、20cm以上伸びてしまいました。 これは予想していた以上の伸びでした。 出来るならばなるべく伸びないでいて欲しかったのですが・・
(伸び過ぎると実りの秋に重くて倒れてしまう事があるため)
株数自体は分げつは順調なようでした。 稲体は良く開帳(光を受けやすい様に開く)している様です。 幼穂を見ると5mm程度の状態です。 見えづらいのですが、稲の茎を割ってみると、長さ5mm程度に成長した幼穂が見えます
結果として、2週間前に予想した追肥量を減らすこととなりました。 この梅雨のお陰で、肥料の消費、蒸散は少なめであったようです。
昨年は異常気象の酷残暑に見舞われましたので、今年こそは!と願っています。
Ishii (2013年7月18日 22:48)
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