会津地方最大の初市"十日市"の日です。

"十日市"の日は「荒れる」（猛吹雪）と相場が決まっているのですが、今日はとても寒く雪がちらつくもののお天道様が見える、会津では穏やかな日となりました。

昼間も賑わっていますが、夕方は学校帰りの学生や仕事帰りの方々達が沢山出掛けるので、また違った賑わいになります。

今日は天気も良いので、楽しい初市になると思います。

ところで、昨年の12月15日付けで紹介した「ハト」ですが、その後間もなく当店に来なくなってしまいました。（クリスマス寒波はありましたが、さほど雪が降らなかった事もあって、餌場を知っている親鳩についていったのでしょうけど・・・・）

成鳥の様に一気に飛び立つこともできない状態だっただけに、産毛の抜けきれていない子供の「ハト」の生存の有無がとても気がかりでした。（よたよた歩いていたハトに粉砕米をあげ始めたのは私だったので・・・）

年が明けて、雪が降ってからは鳩が来るようになったのですが、ブログにのせた産毛の面影を残すハトは一羽も居ませんでした。

当店に来た時が生後14日目とした場合、年明ければ生後30日は過ぎることとなるので、面影はなくて当然とも言えますが・・・・。何度か米を庭に蒔いてみましたが、以前の様に積極的に近づいてくる鳩が居なくて、悲しくなってしまいました。

この寒さでは、生きていくのは難しいのかなぁ・・・・・なんて思っていたら、

今日午後になって1羽の成鳥（見た目）が庭を散策していました。

単独でここにくるのだったらもしかして・・・と思い、ダメもとで米と小粒の大豆を蒔いてみました。

そうしたら、なんと人間に警戒しながらも至近距離で米を食べ始めました。豆は相変わらず食べることができませんでしたが・・・。

（以前、産毛状態の時に店主のアドバイスを受け小粒大豆をあげたのですが、幼鳥過ぎて食べることができませんでした。実は、その時は米粒すらもまともに食べることができませんでした。）

12月の面影は全くなくなったものの、たぶんこの「ハト」があの時のわんぱく坊主だと確信しました。

なんか、とっても嬉しくなってしまいました。

程よく人間を警戒するくらいに成長し、上手に飛ぶことができるようになっていたので、ホッとしました。

まだまだ会津の冬は厳しいですが、頑張ってこの冬を乗り切って欲しいと思います。

まだまだ「ハト」ブログを載せたいな。