我が家では昼食時がとても大切な時間です。
秋、新米が入荷してからの当店の昼食時は、ほぼ毎日のように様々な米を試食するためです。
お米は"見た目"だけでは中々本性は判りません。 やはり実際に炊飯して試食して見ないと中々判るものでは無い様です。
新米が入荷していた今までは、毎回違う生産者さんのお米を比較していたのですが、この数日はチョット比較対象を変えてみました。
同じお米を、"3種類の水加減"で炊飯することにして観ました。
お米の業界に「標準加水率表」と云う穀物検定協会さんで使用している目安のようなものが在ります。
その加水率を目安に、「加水率±0g」と、「50g多く加水したもの」と、「50g少なく加水したもの」と3種類の炊飯を同時に行いました。
当然、炊き上がりのご飯は、「硬い」「柔らかい」「その中間」と3種類出来上がるのですが、まるで違う米を炊いた様に大きく性格を変えました。
無論、個人の好みも大きく違いますので、一概には優劣を付ける訳には行きませんが、思いの他に大きな差が出て、大変面白く思いました。
我が家では、いつも"柔らかめ"で炊く事が多かったのですが、少し"硬め"も予想外に好印象でした。
しかし、「炊飯後の時間経過」や「冷めた時のご飯」など条件は様々でその都度変化して行くので一概には判断しかねる事も事実ですね。
試食の方法は、1枚の皿に3種のご飯を乗せて、おかずで印を付けて食べ比べています。
Ishii (2012年11月13日 22:09)
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