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「野焼き」のある風景

 

 

 

10月ももうすぐ終わりになろうとしています。

 

 

こちら会津の田んぼでは、稲刈り作業も既に終了し早くも来年に向けた準備が始まっています。

 

 

天気のよい秋晴れの日には、田に火を放ち「野焼き」が盛んに行われます。

 

「野焼き」は田の表面の藁に火を放つ、「焼畑農法」なのでしょう。

なま藁のままより、炭化したほうが早く肥料として再生させることができるのでしょうね。

 

 

 

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最近はこの作業も少しずつ減っているようですが、今から20~30年前には、方々で同日に野焼きを行うため、立ち上った煙が会津盆地の上空200mほどで滞留し、盆地に"煙のフタ"をしたようにすっぽりと覆うような風景が在りました。

 

現在では、そこまで多くは無くなりましたが、晴れた日にはあちらこちらで、風情のある風景を見ることができます。


Ishii (2012年10月30日 23:25) | コメント(0) | トラックバック(0)

どちらが痛い?

昨日は冷たい雨が降り続いた会津でしたが、今日は太陽を見ることができました。

日没が早くなってきたので、日中太陽を見ることができると嬉しいですね。

これからは曇り空が多くなる会津です。

 

ところで、7月のブログで紹介した親知らずを抜歯した子供ですが、その後、最近ワイヤー矯正を始めました。(透明なブラケットを歯の表面に付けるタイプです)7年前から歯の裏側からの矯正をしていましたが、今回俗に云う「歯科矯正」と云うブラケットを装着しました。

この器具を装着すると歯が動くのでとても口腔内が痛くなるそうです。

子供に「親知らず2本抜歯とブラケット装着のどちらが痛い?」と尋ねると

「抜歯は口の中が痛くて、ブラケットは歯が痛い」と。

「抜歯の時は、麻酔科の先生に処方して貰った痛み止めを点滴に入れて貰ったので、それで助かった。だけど、薬が切れるとかなり痛かった。ブラケットは口の中に心臓があるんじゃないかと思うくらいガンガン拍動していて痛い。薬を飲んでも痛い。」

本人しか分からない難しい回答を貰いました。

優越をつけられない位、どちらにしても痛いようです。

 

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子供は矯正を始めた頃から、趣味が「歯磨き」と云うくらい歯磨きをしています。

抜歯後は「絶対、今後一切抜歯はしない」と宣言をし、今まで以上に歯磨きをしています。

我が家の子供は、将来「8020(ハチマル、ニイマル運動)」確定です。


Ishii (2012年10月29日 20:46) | コメント(0) | トラックバック(0)

e-mail

昨日はとても嬉しいことがありました。

それは、先日当店にご来店頂いた方から、「Thanks from Taiwan」の表題でメールが届いた事です。

その方は台湾から2週間の予定で被災地を見に日本に来たそうです。

店先で佇んでおられ、「お米の専門店は凄いですね」と声を掛けて貰い、それから30~40分位立ち話をしました。

とっても日本語が上手で、自己紹介から始まり、色々なお話をしました。

「日本のお米は美味しいね」の言葉を頂いたので、当店自慢の美味しいお米をほんの少し記念にお渡ししました。

最後には、お互い名刺交換をしました。(私は、店主の名刺を渡しました。)

「台湾から日本語でメールをするのは難しいからね・・・」との事だったので

「英語でOKです」と答えると

「英語、大丈夫?」と聞かれたので

「ほんのちょっとは・・・」とちょっと嘘をつき(殆どできませんが・・・)

「子供に翻訳させるので大丈夫です」と笑って答え、お別れしました。

 

なんと、その方からメールを頂いたのです!!(勿論英文です)

店主と大感激です。

子供が学校から戻って来るのを待ってはいられないので、早々に何とか返信をしました。

(実際は早々とは言い難い時間を費やしながら・・・・。今は「翻訳」と云う素敵な機能がインターネットにはあるので便利ですね。)

 

子供が学校から帰ってきて、このことを話したら

「凄いね。台湾からメールがきたんだ。 (この英文は)わかりやすく書いてくれてるんじゃない。」と云い、私の書いた返信文にも

「まあまあ良いんじゃない」とコメントをしてくれました。

 

名刺にはHPアドレスしか記載されて無かったので、そこから検索しメールを書いて貰った事に、更に感激してしまいました。

この素敵な出会いに感謝したいと思います。

まさに「一期一会」ですね。

 

メールには当店の米がとても美味しかった事が書かれてあり、「 number one!」と賞賛の一言が添えられていて、またまた嬉しくなってしまいました。

 

今度はクリスマスカードをお送りしようかなぁ、なんて計画中です。

 

 

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店頭を照らす「起き上がり小法師」行灯です。


Ishii (2012年10月26日 16:48) | コメント(0) | トラックバック(0)

新米の水加減について

 

 

この時期、配達や店頭にてお客様に、「今回から新米となりました!」とお伝えすると、

「新米の水加減は控えめですよね?」と聞かれる事が多くなりました。

 

 

そこで私は、

「新米でも、いままでの米(昨年産)と同じにして炊いてみて下さい。 その炊き上がりを見てから、柔らかい場合には少し調整して下さい。」とお伝えしています。

 

 

今でも巷では「新米を炊く際には水を控える」という定説が根付いて居るようにおもいますが、それは少し昔の常識となってしまいました。

 

 

 

 

昔、今から30年以上前には、お米は田んぼで「自然乾燥」と呼ばれる方法にて乾燥されていました。

田んぼに棒を建てて、茎の付いたままの稲束を2~3週間程ぶら下げて、風と太陽にての乾燥作業を行う方法です。 この頃は、新米の含有水分も多く残っており、そのために水加減を控える必要が有りました。

 

さらに、古米(前年度産)は、現在のように低温倉庫等の施設もなく、土蔵などの薄暗い所で保管することが多かったため、新米との"差"が、大変大きかったのだと思います。

 

 

現在では、殆どの乾燥は「火力乾燥機」を使用して作業をすることが多くなりました。

そのためお米の中の水分量は、新米も前年産もあまり違いが有りません。

今年入荷しているお米の水分量は、14%~15%の品が大半を占めています。

 

 

この様なことから新米の水加減は、今までの米と大きく変える必要は有りませんが、一度炊いてから微調整して頂ければ良いと思います。

 

 

 

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Ishii (2012年10月24日 17:25) | コメント(0) | トラックバック(0)

やっと、新米販売開始!

 

 

新米をお待ちの皆様、大変永らくお待たせを致しました。

やっと、新米の販売を開始しました。

 

 

今年は稲刈りが早めに始まったため、新米の販売も早めに出来るなぁ、と思っていたら、結局はいつもの年より遅くなってしまいました。

 

 

理由は、「全袋放射能検査」を実施したためです。

安全確保のために仕方がないことですが、当初の計画以上に日数が掛かるようで、やはり初めての事なのでスムーズには行かないようです。

機械の処理能力は1日に2000袋程の予定でしたが、実際に稼働して処理できるのは約6割程度です。 そのため順番待ちとなります。 その他にも搬入やら何やらで、結構時間が掛かってしましました。

 

 

現在のところ、会津地方では放射能検査の結果は、基準値以上の検出は当然皆無です。

 

 

当店でも昨年度同様に、検査機関に生産者ごとにサンプルを送り、独自の検査を実施していますが、検体全てが不検出でした。(基準値1ベクレル未満)

こんなにも重複しての検査体制となっている会津の米は、ある意味、「一番安全な米」になって居るかもしれませんね。

 

 

 

また、今年の新米は全国的に仕入が高騰してしまいました。

そのため、玄米30kgあたり「500円」の値上げとさせて頂くことになりました。(白米は10kgあたり「200円」)

お客様皆様にはご迷惑をお掛けし申し訳御座いませんが、今後の日本の農業を守る農家のためにも、温かいご理解をお願い致します。

 

 

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Ishii (2012年10月23日 10:53) | コメント(0) | トラックバック(0)

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