この写真、大人が数人で椅子を囲み、紐をだして・・・・「何をしているか判りますか?」。 今夜は、ボーイスカウトの指導者の皆さんが集まって、「ロープの結び方」を練習していました。 ボーイスカウトでは、子供達に多くのロープの結び方を練習させます。 無論のこと、技能(技術)として身に付けて於くことに越したことはありません。 野外だけでなく、様々な場面で結び方を理解しておくことは重要なことです。 しかし、それだけではありません。 実はロープ結びの練習は、「空間認識の発達」にとても大きな促しがあると思います。 例えば、“両手でロープの端をつかみ、互いに輪を作りながらもう一方のロープの端を絡めて行く”行程などを行う事で、脳を刺激します。 また、練習を重ねて習熟度を上げるために、「目をつぶって行う結び」や「身体の後での結び」など、ロープを観ずに行う作業は大変効果があると思います。 しかし、残念なことに私たち指導する人間には「忘れる」と云う才能もあるため、時々こうして練習の場を持たないとならないのです。 特に“歳をとると”尚更です。 覚えているつもりでもイザとなるとなかなか・・・
Ishii (2012年7月10日 23:42)
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