先日、お隣の郡山市に暮らしてる、幼なじみの同級生と電話で話す機会がありました。 彼は現在、大震災とその後の放射能問題のため、家族が離れて暮らしているため、家事全般をこなしながら息子と二人で暮らしています。
元来器用な性格なので仕事をしながら、洗濯、炊事、買い物、掃除と八面六臂の活躍をしています。 その彼が、「お米を研ぐ時、水が冷たい!のはイヤだ」と云うので、
「ぬるま湯で研いだら?」と云うと、「それでも良いの?」と聞かれました。 既成概念として「“お湯”で研いではいけない!」という事を、お思いの方も多いのではと思います。 確かに、“熱いお湯(手が入れられない程)”では、良くないと思いますが、“ぬるま湯”程度のお湯では全く問題は無いと思います。 また、水温が冷たいと、お米が水を吸い込むスピードが遅いため、水に浸漬する時間が長く掛かります。 水温が高いとその分吸収スピードが速いため、早く炊きたい時には有効です。 但し、熱湯若しくはそれに近い温度では、お米表面の澱粉が糊化してしまい、水の吸収を妨げる恐れが有りますので、お奨めしません。 この寒い季節、炊事には辛い季節ですが、どうぞ冷たくない程度の“やさしい温度の水”を使ってお米を研ぐことをお奨めします。
Ishii (2012年1月28日 16:51)
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