本日の業務を無事終えて、今日は「仕事納め」の日となりました。 今日の会津は、雪が降り、時には“吹雪き”となる真冬の一日でした。 今年は本当に色々な事があり、“激動の一年”という感じでした。
3月の大震災はもとより、「豪雨災害」や「放射能汚染問題」など様々な事柄があり
心身的にもタフな1年間だったと思います。
色々な事があったせいか、私自身の感覚では、とても“長い1年間”と感じました。 年末の恒例行事で「京都清水寺」で、その年の漢字が発表されましたが、それに習って
当店でも今年の「1字」を決定するとしたら、 「謝」の文字です。
今思い返してみると“感謝”の謝の字が一番に頭の中に浮かびました。 色々な事があって、特に今年は多くの方々に手を差し伸べて頂いたり、お声を掛けて頂いたり、暖かいお気持ちを頂けた気がします。 無論、震災などは無い方がよいに決まっていますが、大変な時期だから感じる事が出来ることも有るのでしょう。 また、このブログをご覧頂いた皆様にも御礼を申し上げたいと思います。
本当に今年1年間、大変お世話になりました。
ありがとう、ございました。 大震災直後の店内の様子、地震で倒れた穀物袋
なお、明日12月31日(土)~1月4日(水)までは休業とさせて頂きます。
新年1月5日(木)から営業開始とさせて頂きます。
どうぞ宜しくお願い致します。
Ishii (2011年12月30日 22:13)
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今日の会津は、この冬初めての積雪の朝となり、道路も真冬並に凍結路となりました。
最高気温も1℃と真冬日寸前の寒さでした。
冬も未だ始まったばかりで、身体も寒さに慣れぬため、一段と寒さを感じました。 季節が冬となり、食べ物も冬の食物になってきました。
当店でも昨年から販売している「酒粕漬け」がやっと入荷してきました。 「酒粕漬け」は当社とお付き合いのある阿部商店さんから入荷しました。
入荷の際に阿部商店の社長さんから、「粕漬け」の苦労話も一緒に仕入ました。 暑い夏の盛りに、収穫された野菜を、塩漬けすることから作業は始まります。 細かな泥を落とし、綺麗に洗った野菜を並べたっぷりと塩漬けします。
数ヶ月塩に漬けた後、真水に浸けて一度塩抜き作業をします。
どの程度の時間水に浸けて塩を抜くか? 味を見ながらの作業、この塩抜き加減が出来上がりの味に大きく影響します。 次に酒粕に漬けますが、暫くすると野菜から水分が出て、酒粕が痛みますので、一度痛んだ酒粕から取り出し、真新しい酒粕に綺麗に漬け直しをします。
季節はしだいに秋から冬へと変わります。 何度も漬け直しをする事で美味しい酒粕漬けが出来上がります。
しかし、酒粕は既に冷たく、作業をする手は"かじかんで"中々作業は捗らないそうです。
冷たくなった手を井戸水で"温めながら"の作業です。 「きゅうりの色を見て下さい。 この様に青色が鮮やかに出るところが、難しいのです!」
社長の力説の弁です。 師走となり半年掛かって漬け込んだ品が完成とのことです。
しかし、今年は残念なことがありました。 震災の影響で「白瓜」の栽培が出来ず、残念ながら今年は入荷が無いそうです。
「白瓜」が好きな私としては大変残念なのですが、仕方有りません。 "手塩にかけた"とは当にこの事 この粕漬けは500g 1000円にて販売開始です。
(500gの目安 大凡 きゅうり3~5本、茄子4個、みょうが4~5個)
Ishii (2011年12月17日 22:10)
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12月も早半ばとなり、昨日と今日は、みぞれ混じり冷たい雨が降っていました。 今年は、11月に二つのお米のコンテストに出品しました。 今日、その結果報告が送付されて来ました。 一つのコンテストは、山形県庄内で開催の「第五回あなたが選ぶ日本一美味しい米コンテスト」でした。
こちらのコンテストでは、残念ながら予選を突破出来ず、決勝大会への参加は成りませんでした。 もう一つのコンテストは、静岡県で開催の「お米日本一コンテストinしずおか2011」でした。
こちらのコンテストでは無事予選を突破し、決勝大会に進出しました。
今年は生産者の舩田さん夫妻に都合を付けて頂き、静岡県の決勝大会へも参加して頂きました。 決勝大会は、予選を勝ち抜けた30品を、その場で同時に炊飯し、食べ比べをして、優劣を決して行きます。
審査に参加する方は、お米の業界のプロの方々や料理人の方々、また一般の代表者など様々です。
数点ずつ慎重に試食し、これぞ!と思う品に投票して行きます。 トーンメント方式で進められ、30品から12品に絞られ、その後6品に絞られ決勝となります。
当社出品の舩田さんの品は、残念ながら決勝まで行くことはできず、入賞止まりとなってしまいました。 今年のお米は「大変出来が良かった!」だけに、決戦会場まで参加して頂いた舩田さんも残念がっていましたが、また、来年へ!と、意欲を燃やしておりました。
また、大震災の年でしたから、風評被害を吹き飛ばす様な“大成果”とは成りませんでしたが、取り敢えず「入賞」だけでも“良し”と考えましょう! 今年は、結果報告書と一緒に、丸い形のお米の袋に貼り付ける「入賞シール」が送付されてきました。
でも枚数が少ないので直ぐに無くなってしましそうです。
Ishii (2011年12月12日 23:54)
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今日、会津若松市内で夕方から初雪が降りました。
雪は厄介で嫌なはずなのに(積もり始めると、もうウンザリです)、初雪だけは違いますね。
なんか感動してしまいます。
子供は「雪だよ。雪が降ってきたよ。」が第一声で帰宅しました。 塵のようにチラチラ降った雪なので、積もることはありません。
昨年のようなクリスマスゲリラ豪雪にならないように、程よく降って欲しいものです。 会津は昼間は晴天だっただけに、関東以南の方が会津より降っているので驚きました。
Ishii (2011年12月 9日 21:40)
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今日の会津は、少し日射しの差した、“晴れ”とは行かぬ雲行きの一日です。
しかし、吹く風は冷たく、自動車のヒーターはONとなっています。 配達の途中で、いつも行く田んぼへ向かってみました。 今年は、週に1~2度は通った、この田んぼ。 例年より特に多く通った気がします。 4月 田起こしが遅めに始まった。 大震災のため、不安がいっぱい有った。 6月 5月の気温が割と低めだったので、苗の育ちが遅れ気味で心配だった。 7月 日差しを浴びて、青年期のように素晴らしい外観と鮮やかな緑色が印象的だった。
出穂したばかりの籾の淡い緑色の薄さが忘れられない。 9月 暑い夏を過ぎて20日以上雨が降らず、ヤキモキした。 10月 成熟して鮮やかな黄金色の波になった。 そして、今の時期は、彩度を落とした写真のようにモノクロームの風景が広がります。
あれ程鮮やかな色彩を放っていた場所が、静かにしずかに休んでいる気がしました。 今ここに冬の風に吹かれながら、一人佇んでいるとおもわず、“ありがとう!”という言葉が、つい出てしまいました。 今年は本当に色々なことが在って、長く感じた一年だった気がします。
Ishii (2011年12月 6日 23:14)
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