まだまだ続く、「ごはんソムリエ」試験で東京に行った時の話です。
今日は、「ごはんソムリエ」研修及び試験時の事を書いてみたいと思います。 研修受付は9時からだったのですが、研修同日に子供が修学旅行に出発するので、しっかり送り出してあげたい思いがあったのと、家に残る子供にお弁当を作ってあげたい思い等から、会津始発の電車で東京に向かいました。(会津始発の電車は6時発です)
そのため、講義に入るちょっと前に、やっと席に着いたような状態でした。 まずは、「昨年ごはんソムリエを取得されたセンパイ」に貰ったアドバイス通り、講義中はしっかり顔を上げ、講義の内容は残さず頭にたたき込もうと強い思いで臨んだものの、いつもより早い起床だっただけに睡魔に襲われて、ほんのちょっと記憶混濁になりかけました。(ここは強調したいです。「ほんのちょっと」ですよ。) 初日に食味官能試験の実習が2回あったのですが、最初の食味試験で頭の中が真っ白になってしまいました。
外観 ・ 香り ・ 味 ・ 粘り ・ 硬さ 『総合評価』
の五つの観点から評価し、最終的に「このごはん、いったいどうなの?」と云った総合評価がされます。 ‘香り’から評価が始まるのですが、
「みんな一緒の香りじゃ~ん」と心の中で絶叫し、「これで、どうやって評価したらいいの~~」と途方に暮れながら、第一回目は終了しました。
受講生全員が評価し終わった後に、専門家による食味検査結果が発表されるのですが、全然当たっておらず、かなり凹んでしまいました。これが「ソムリエのセンパイ」が云う心配だった事なのか・・・と思い知らされました。
2回目の実習は1回目に気づいた事を冷静に反省し、冷静に臨んだら方向としては間違った評価はしていなかったのでホッとしました。 1回目よりは2回目、2回目よりは3回目と練習については焦ることはなく、自分なりに出来るようになったかなぁ~なんて思っていたら、試験の前に講師から「評価の尺度で‘良い’ものが‘不良’と反対に評価されている場合は(良い点数をとるのは)難しいですね・・・・」なんてお言葉があったので、そこからまた頭が真っ白になってしまいました。
ただ、本試験で1種類だけ本当に美味しくないと感じたごはんがあったのですが、先生の言葉が脳裏をよぎり、守りに入った私は「不良」の爛の「かなり」ではなく「わずか」にマルを付けました。
(評価には「良い」「基準に同じ」「不良」があって、「良い」「不良」の中に「かなり」「少し」「わずか」と細かく分かれています。) これが吉とでるか凶と出るか・・・・。
まぁ~、最終的には筆記試験との総合評価によるところの合否になると思いますが・・・。
とにかく、合格してますように!! 落とさないでくださ~い。 今回の研修で、今まで知らなかった事を学ぶことができて大変有意義でした。
美味しいごはんを食べるには、お米の栽培、品質、保管管理(玄米)、精米の技術、白米の保管の仕方、ごはんの炊き方(洗米から炊きあがったごはんをほぐすまで)等、色々な条件を整えなければならない事を知りました。
帰って来てからは、毎日水の量を少しずつ変えたり、意識的に香りをかいだり、良く咬んでみたりと実践中です。 道に迷いながら行った甲斐がありました!! 写真は、1回目の食味官能試験実習の時の私のお皿模様です。
食べ方が悪く、基準米だけが無くなってしまいました。
Ishii (2011年9月14日 18:03)
| コメント(0)
| トラックバック(0)
|
コメントする