先月末に当社の精米設備の一部を改変しました。
それは「色彩選別機」と呼ばれる選別装置を、10年ぶりに新しく取り替えました。 「色彩選別機」という機械はどの様な仕事をするかというと、お米を1列にして滑り落ちる所を、CCDカメラで識別し、異物や色彩が違う粒を瞬時にはじき飛ばすという、人間では決して出来ない様なことをしてくれる機械です。 今までの機械は徐如に選別精度が低下していまいましたので、今回の改変となりました。
新型機は今までの倍以上の精度で、綺麗な商品を作ってくれるため、皆様にご迷惑をおかけすることも無いものと思います。 最近、玄米には、「農業従事者の高齢化」や「刈り取り機械の高能力化」の影響か、石や異物が多く含まれているため、この様な異物を除去する機械が必需品となってしまいました。 特に昨年産米は、「カメムシの食害」による、米粒の黒点が多くみられ、除去に「時間」と「労力」を費やしていました。
今後は皆様にお届けするお米も、“粒より”の逸品をお届けできるものと期待しています。 中央の白と青のスマートな機械、タッチパネルで操作する今時な感じ!
Ishii (2011年8月 9日 21:40)
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