いよいよ夏休みが近づいてきました。 今日の会津の気温は33℃~34℃ですが、木陰にはいると涼しい風も吹いてきます。
昨日18時過ぎに配達に出かける用事があり、いつも行く田んぼを通りながら出掛けました。 この時期の晴れた日の夕暮れ時は日が長く、いつまでも明るくて一年の中で一番好きな季節です。
エアコンを切り、車の窓を全開にして、自然な風が車内に充満します。
山陰に沈み行こうとする夕日が、低くい位置から斜めに光を放っています。 普段は人の姿がまばらな時間の田園も、日が長いため色々な作業をしているようです。 水田の水門を調節しながら、田の水位を調節している、おじさん。
腰を折り頭を稲葉につっこみ、雑草を手で除草している、おばさん。
畦道を肩に掛けた刈払機で刈進む、青年。
3人の子供達が、頭だけを“ちょこん”と出して、畦道に隠れている。
そんな様々な人達が夕暮れの中で、この田園の世界に暮らしています。 車を畦道に止め、車外に出ます。
遠くの鎮守の森から、蝉の鳴き声が響き渡ります。
水路を流れる水の勢いが強く、時々弾ける音がします。
水田の上を一陣の風が吹き渡る様を、稲の葉を眺めることで目撃することができます。
遠く猪苗代湖の上空には、積乱雲の重厚な重なりを眺めることができます。 とても「良い~気持ち!」 こんな時、今の仕事をしている事に“幸せ”を感じます。
Ishii (2011年7月16日 15:51)
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