今年の夏は「電力不足」がキーワードとなり、流行トレンドとして“懐かしい品”が売れているとテレビで報じられていました。
その“懐かしい品”とは、「魔法瓶」「ステテコ」「炊飯土鍋」の3品。 「魔法瓶」は電器ポットに替わり、電気無しでも一定時間保温が出来て省エネになります。
「ステテコ」は、以前はほとんどが白い色だけで、いかにも“下着”だったものが、とてもカラフルな色調になり、且つ男女兼用のクールホームウェアーとして復活しました。以前の“おじさん専用”のイメージは何処にもありません。
数年前から「炊飯土鍋」の需要は高まりつつあり、一般的な知名度も徐々に上がっていたことは知られていましたが、“電力不足”がそこに拍車を掛けたのか、最近話題になっています。 もともと炊飯を楽しむ愛好家には人気があり、“直火で炊きあげる”行為そのものや、炊きあがる時に香る“香しい香り”などの魅力があります。 「直火炊飯」は難しいと思われる方もいるかも知れませんが、案外どんな鍋(文化鍋、ホーロー鍋)でも“ご飯”は炊けます。
炊飯の要点をまとめると、
1.約10分で沸騰する程度の火力にする。(沸騰状態の目安は、蓋穴から勢い良く湯気が立つ)
2.沸騰後約5分間、火加減を中火にし、沸騰を維持した後火を止める。
3.消火の後、“余熱を保ち”蒸らしの時間を10分~20分維持する。
(これ以外は炊飯器と同じ) 上記の3点を守ればOKですが、「余熱」「蓄熱」の点が優れているので「土鍋」が最適となっているのです。土鍋の中には「蓄熱」を特に強化して、約10分間“強火”で加熱するだけでガスを止めてOKという品も有ります。
また、面倒な火力調整をガス台が自動で行ってくれる、「炊飯モード」搭載のガス台もありますね。
取り敢えず、普通の土鍋を使って試してみてはいかが? 土鍋炊飯の詳しい炊き方は「小谷商店」のHPをどうぞ
この中の「土鍋炊飯」を見て下さい。 http://www.kotani.info/
Ishii (2011年6月18日 13:26)
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