先週末の2日間に、相馬市の津波被災地に行ってきました。
雨が降ると作業が中止となるため、台風の接近で大丈夫?と心配でしたが、無事作業をすることが出来ました。 27日(金)の夜、自家用車にて会津を出発しました。
福島市を通り115号線を一路、相馬市の宿泊所を目指し、狭い山道を走り午後11時頃現地に到着。
相馬市の知人が「マグロの心臓」の刺身を準備していて下さり、深夜にも拘わらずご馳走になりました。(加藤さんご馳走様でした!) 翌朝は6時頃起床。朝食を簡単に済ませ、昼食用の「おにぎり」を作り、ソーセージ、缶詰、バナナ等と一緒に弁当を作ります。
本日のボランティア活動へは、山梨県から1名、会津から2名、合計3名のボーイスカウト仲間にて「相馬市新地ボランティアセンター」へ向いました。 天気予報にて雨空が心配されたが雨粒は落ちず、予定通り9時から受付が開始されます。
受付にて参加手続き等を行い、その後マッチング作業(依頼者からの作業内容に合わせて参加者を割り振る)と作業の注意事項を聞いてからボランティアセンターを出発。
この日の作業地はセンターから徒歩数分の場所。津波のため住宅の1階部分全てが浸水した家屋と敷地内のゴミ等の片付け作業を約25名程度の参加者と一緒に行いました。 高窓の高さまで浸水した蔵、海岸からは1.5km付近
土の中に埋まっている物を、スコップやシャベルなどで堀起こしながら集め、「木片」「燃える物」「燃えない物」等に分けながら土のう袋に詰め、集積場所に集めます。途中に休憩(15分程度)を入れながら作業を継続し、昼前頃から雨が降り出したため、一時センターに帰り昼食、休憩となりました。
午後は雨も止み作業を再開し、午前中の作業場所の隣家の屋内外の片付けをします。 庭の土を少し退けると皿や椀などの食器や衣服が出てくるという案配で、 2度の休憩をはさんで16時まで作業を行いました。 センターに戻り報告し後始末の後、ボランティアセンター長さんに話を聞く機会がありました。
センター長さんの話では、被災者(特に年配者)が未だボランティア活動への認識が薄く、「どの様な作業をしてもらえるの?」や「頼むことへの不安」など、簡単には理解して貰えない現実があるとのことでした。
Ishii (2011年6月 2日 18:14)
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今日から衣替えです。
台風(こちらにきた時は低気圧になっていましたが)が去って、急に気温が下がりとても肌寒い日がここ数日続いています。
子供達は、「なんでこんな寒い今日から衣替えなの~。あ~、さむい!」と叫んで登校していきました。 ここ数日、ブログをお休みしていましたが、書きたいネタはありました。
5月29日は「店主の南相馬ボランティア活動報告」、5月31日は「世界禁煙デー(禁煙はご飯を美味しく食べるための重要事項)」、6月1日は「お誕生日おめでとう(昨年も書きましたが・・・・)」です。 店主の南相馬ボランティア報告は、後ほど店主からあると思います。(たぶん・・・・。) 今日は最近の原発関連ニュースで感じたことを書きたいと思います。
数日前、原発作業員の方々が内部被爆をしていたと報道がありました。その方々はマスクをしていなかったとか、ヨウ素剤を服用していなかったとか・・・。
あまりにも現場の作業現状が見えないままの事実だけを伝える報道に、何とも云えない切ない気持ちになってしまいました。誰だって危険な現場でマスクが必要なのは知っていたはずですし、それをできない緊迫した何かがあったはずだと、私は思います。
また、現場で働く方々には家族がいて、もし私の家族、夫だったり、父だったり、子供だったり、恋人だったりが現場で作業をしていると思ったら本当に切なくなってしまいました。 国民の皆さんが安心して暮らせるように、また、作業している方々が安全な場所(家)へ帰られる為にも、全てが良い方向へ早く向かって欲しいと強く願います。
Ishii (2011年6月 1日 17:31)
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