今日も会津地方は穏やかに晴れています。 田起こしの済んだ田んぼに、やっと水が引かれ始めました。
会津盆地の田の用水は、主に2系統に分かれており、大きな水瓶である「猪苗代湖水系」と、南側よりの「大川ダム水系」があります。
お陰で会津盆地では昨年の様な暑い夏でも水不足の可能性は大変低く、私達人間は元より農作物にも潤沢に水を供給してくれます。 田起こしがされた田んぼの用水路の堰が開けられると、上流の田んぼから順番に、乾いていた田の土が、水を含み始めて”黒っぽい色”に次第に変化し、やがて”水田”になって行きます。
水が入った田んぼは、水と土を良く混ぜた状態で、稚苗が根付き易いように平に均されて、いよいよ”田植え”を待つこととなります。 手前にある“白い土のう”を外し、水路を開けると水が入り始めます。
田んぼに水が入り始めると、盆地一帯の気温が“一段下がる”感じがします。
Ishii (2011年5月14日 16:51)
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ここ数日降り続いた雨もお昼ぐらいには上がり、今はお天道様が見えます。 東日本大震災から早2ヶ月が過ぎ、丁度2ヶ月目の日に天皇、皇后両陛下の福島県相馬市の来訪がありました。
会津にいる私達でも、両陛下の来訪はとても嬉しく思いました。 2ヶ月間、毎日毎日みんな頑張って生きています。
毎日毎日、目に見えなモノに不安を感じながらも負けずに頑張っています。
地方新聞に掲載されている記事も震災(原発)以外の内容が少しずつ載るようになってきました。
日々過ぎていく中の様々な情報や状況の中で、感じた事をブログに書きたいと思っていますが、文字にするのは難しいですね。
書きたいテーマは、例えば「浜岡原発停止」や
「伏せられていた放射線量予測」
「警戒区域への一時帰宅」
「警戒区域に残された痩せこけた牛(生き物)への思い」
「サテライト方式による高校生活」
「校庭の表土と下層入れ替えの現状」
「原子力資料情報室元代表の高木仁三郎氏が16年前に警告していた内容」
「福島大学が調査した福島県上空の放射線量」
「浜通り・中通り・会津の3地方の今の様子」
「立場によって変わってくる視点の違い」
「冬の毛から夏の毛に変わりが始めた我が家のホープ“ケン”」
等色々あります。(書いてみたら殆ど原発関係ですね)
これらについては、追々書いていきたいと思います。 「これだけ書いておいて追々ですか?」と店主に言われそうですが、実は前回のブログで気になった事があったので、それを急に書きたくなってしまいました。
それは、握り飯の呼び方です。
私はご飯を手で握ったモノを普段「おにぎり」と云っていますが、その他に「おむすび」とも云いますよね。意味は同じような気がしたのですが、「おはぎ」と「ぼたもち」の様に何か違いがあっての事かと思い改めて調べてみました。
「双方の違いは何!」と云ったところです。 色々語源の理由があるんですね。以下Wikipediaからの引用です。 おにぎりとおむすびの違い おにぎりとおむすびは、形状によって異なるという、諸説の一覧。
○おにぎりは形を問わないが、おむすびは三角形という説。
○おにぎりが三角型で、おむすびは俵型という説
○米を握り固めた状態がおにぎりで、おにぎりをわらで巻いて運搬しやすくした状態がおむすび説
○丸形で海苔(しめった海苔)が全面を覆うのがおにぎり、三角で乾いたパリパリの海苔が一部を取り巻くのがおむすびという説 おにぎりとおむすびの語源をめぐる諸説の一覧。
○三角の握り飯を「おむすび」というのは造化の三神に由来するとの説。(造化の三神とは古事記に登場する三柱の神:天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)・高御産巣日神(たかみむすびのかみ)・神産巣日神(かみむすびのかみ)で、天地が分かれて初めて現れた神様。この「むすび」(産巣日)とは天地万物を生み出す神霊、またはその霊妙な力を意味し、あるいは霊を包み込む、土地を守る産土神(うぶすな)をも指すという)。
○おにぎりの呼び名は江戸時代からの呼び方で、おむすびの呼び名はそれ以前からの古くからの呼び名。
○東日本でおにぎり、西日本でおむすびと別名でよんでいたのが混交したという説
○握り飯またはおにぎりの方が歴史が古く、その女房言葉もしくは丁寧語としておむすびといったという説 だそうです。 知らなかったなぁ~なんて。(米屋の妻なのに)
全て歴史があるんですね。 (テーマと脈絡のない写真ですみません。可愛い写真が撮れたので、つい・・・。しかし、店主には脈絡が無さ過ぎの写真だと怒られそうです。)
ちなみに、私はボール型にしか握れず、店主は三角型にしか握れません。
なので、子供達は誰が握ったかすぐ分かります。
Ishii (2011年5月13日 15:46)
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全国的に雨降りですが、例にもれず会津も午後から雨が降り始めました。
少し肌寒い気がしますが、3月下旬に氷点下だった寒さを考えれば、いくら雨が降ろうとも暖かいです。 我が家は1週間に2回位おにぎりを作ります。冷めても美味しい当店の米を使っているので(さりげに自慢しちゃいます)、我が家の子供はもちろん、おにぎりを食べた子供の友達にも評判がいいです。
しかし、おにぎりの具によってはブーイングがきます。 皆さんのお宅では、どの様な具をおにぎりに入れていますか?
我が家では、スタンダードな梅干しから佃煮、ツナマヨ、マヨベーコン、マヨ生ハム、とろけるチーズと鮭、漬け物、キムチ、ソーセージマヨ等を入れています。
子供達には“アタリ”とか“ハズレ”あって、「漬け物」は“ハズレ”で、「マヨ生ハム」は“アタリ”だそうです。
「わがまま云うことなく食べろ」と云いたいところですが、「美味しい」と云って食べて欲しくて、日夜おにぎりの具の調査研究は続きます。 ちなみに店主の“アタリ”は「とろけるチーズと刻みソーセージ」だそうです。
Ishii (2011年5月11日 17:37)
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GWも終了し、毎日ありがたいことに、暖かい日が続きます。
原発事故の影響で「福島県への観光客」が激減との予想でしたが、こちら会津は結果として、平年並みとは行かぬまでも予想を遥かに上回る程の人出があり、大変嬉しい”誤算”となったようです。 また、東京都内の福島県アンテナショップも、平年以上の売上げとの報道もあり、「福島県を応援しよう!」と行動を起こしてくださった方が多くいらっしゃった結果かなと感じています。 この様に暖かな日々が続くなか、いよいよ本格的に稲作作業がスタートです。 原発事故直後には大変心配され、また、県内の一部では現在も栽培中止地域も存在しますが、「平成23年4月6日に実施した福島県内各市町村の土壌における放射性物質の測定結果」をもとに、会津地方では稲作の安全が確認され、現在「田起こし」が始まりました。 無論、今後の原発事故の処理次第では、状況に変化があるかもしれませんが、例年通り「美味しいお米」を作るべく、生産者の皆さんはいつもと変わらない農作業を続けています。
Ishii (2011年5月 9日 16:20)
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暖かい日が続きます。 静岡の浜岡原発が全面停止するそうですね。
浜岡原発が全面停止したら、全国にある他の原発は今後どうなるのでしょうか。
私も今回の原発事故まで知りませんでしたが、福井県には福島県と同じくらいの原子力発電所の炉数があるんですね。
原発がある県(市町村)は不安でしょうね。もし、福島の様になったらと・・・・。 私達が住んでいるのは資源がない地震大国日本です。しかし、そんな日本には勤勉で探求心が強く、ねばり強い人間が住んでいます。これからは、そんな日本人パワーを発揮しながら、日本国土にあった生活を再構築していかなければならない時期なのでしょうか。原子力発電所がいらない生活をするためにはどの様にしていったらいいのでしょうね。 ところで、当店の店主は午後から不在でした。
出張?、いや違います。
店主はボーイスカウト関係の会合のために出掛けました。それも1泊2日です。(懇親会付き)
本人がいないので書きますが、本当にボーイスカウトが大好きです。
仕事と匹敵するくらい本当に大好きです。
一生を掛けての大好きな趣味があるのは尊敬しますが、ボーイスカウト三昧のその前に、妻を旅行へ連れてって~と叫びたくなります。
Ishii (2011年5月 7日 20:52)
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