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子どもに残してやれるモノ

現在福島県は、皮肉にも世界中の誰もが知っている"世界のFUKUSHIMA"です。
この元凶の原子炉を廃炉にするには、早くて10年、他の専門家によれば数十年、他国の専門家は100年・・・とまで云っています。
私達素人はどんなふうに収束させるかは良く分かりませんが、そんなに簡単に収束する訳ではない事は分かります。

現在1000人以上の方々が現場で毎日過酷な作業をしています。もちろん、地元で自らが被災し家族を失い、また、消息不明な家族を捜すこともできないまま、現場で作業している方もおられます。心身共に辛いと思います。

その様な中今私が思うことは、現在は私達(事故発生の為に今まさに関わっている方々)が対応していますが、これから長い年月を誰かが管理及び作業をしていかなければならないのですが、いったい誰がこれを引き継いでくれるのかと云うことです。

他国で云う100年としたら、まだ生まれていない人たちにも、お願いしなければならなくなります。
他県では福島県の車と云うだけで受け入れを拒否されていると云う現状も少なからずある中で、これから、いったい誰が福島の処理現場に行ってくれるのでしょうか。また、国民の皆さんが、これから育っていく我が子をそこに向かわせようとするのでしょうか・・・。
(本当に悲しい現実で、「福島」ナンバーの車は他県ではガソリンスタンド入店が断られることがあるそうです)

私達はこれを機会に、広い意味での消費を考え直し、原発には頼らない生活を確立していかなければならないと思います。
まず1人1人ができるエコライフをすることはもちろん、研究者の方々には新しい安全なエネルギー開発をドンドン進めてもらいたいと思います。
そして、これから育っていく子供達や生まれてくる子供達に安全で安心な日本残してあげたいものです。


自宅の梅です。昨日までは'蕾硬し'だったのですが、今日は梅が咲き始めました。



Ishii (2011年4月15日 18:14) | コメント(0) | トラックバック(0)

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