現在、"ふくしま"の名前は全世界的に大変有名になってしまいました。
無論この様な「原発事故」で有名になることは、望んでもいませんでした。
しかし、起きてしまったことは時間を戻せない以上、どうにもできませんね。 テレビの報道では盛んに"放射能汚染"について報道されています。
食品を扱う当店でも無関心でいる訳にも行きません、が、特に"風評被害"については、よく良く考えて見るとあまり今、心配しなくても良い気がします。 現在は野菜を始めとする食料品や、笑い話では"嫁まで"が、福島県産とその周辺産地が敬遠されているとのことが報道されています。
本来全く問題が無い食品までもが"風評被害"ということで販売激減とのことですが、幸い当店ではあまり感じません。 "風評被害"とは恐怖や集団心理で"誤解"をしているだけなんですよね。そもそも"誤解"ですから時間が経てば(正確な情報を冷静に考えれば)、解けるはずです。
現在は毎日、恐怖に感じる情報があまりにも多く流されているため、冷静な判断がしづらい状態であると思います。 そもそも、"放射能"自体が良く判らないから、「恐怖心が募る!」のであって、原発事故現場の隣に住んでいない限り、"喫煙のリスク"の方が何百倍も発ガンのリスクが高いはずです。
"喫煙は怖くない"けど"放射能は怖い"という図式にはどうやっても整合性がありません。 また、自治体や公共機関でも計測機器等を駆使し、本当に注意喚起しなければならない品目や場所などを公表する準備をしているようです。 すべて時間や手間などが掛かり、瞬時に出来ることでは有りませんが、時間の経過と共に誤解は収束してゆくものと思います。 遠隔地でお住まいの多くのお客様から、本当に「あたたかく」「ありがたい」お電話やメールを頂戴致しました。 被害が少なかった旨をお話すると一様に「良かったですね!」と慰めのお言葉を頂戴し、本当に本当に心が温まる思いをしました。 今 福島県は"真冬"ですが、精一杯毎日を過ごしていれば、いずれ"春"はかならず来るのでしょうから。 今年も早く"桜の花"が見れる時期になるといいのですがね!
Ishii (2011年3月31日 00:27)
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2ヶ月あまり飾らせていただいた沢山の‘ひな人形’を、天気の良かった本日しまいました。
寒い会津に一足早い春をお届けすることができたひな人形でした。 今日からショーウィンドーは写真の様に変わりました。
店主と二人で考え、店主が作成しました。 ショーウィンドー内の手前の小さな物は“起き上がり小法師”です。
“起き上がり小法師”とは福島県会津地方に古くから伝わる縁起物・郷土玩具の一つです。何度倒しても起き上がる事から「七転八起」の精神を含有しています。実際にこの“起きあがり小坊師”を倒そうとしても必ず起きあがります。倒れっぱなしにはなりません!!
(ちなみに、この小坊師は毎年1月10日に行なわれる縁日(ここでは「十日市」といいます)で家族の人数+1個を購入し一年間神棚などに飾ります。)
“起き上がり小法師”のごとく、倒されそうになっても必ず起きあがろうではないですか!
Ishii (2011年3月29日 19:41)
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今日は珍しく朝から太陽を見ることができ、雪が降らない1日でした。
いつもの年でしたら雪が降らない季節なのですが、今年に限ってはお彼岸中ずっと雪が降っていました。 今日の様な晴天に恵まれた日でも私の心は晴れることはなく、震災後に心にモヤがかかっていて、最近は先の見えない状況に不安感が強くなってきているように感じます。
会津に住んでいる私でさえそう思うのですから、もっと酷い被害にあわれた方達は計り知れない不安を抱えているだろうと思います。
本当に一刻も早い復興を願うばかりです。 季節は確実にこれから春になろうとしているのに・・・と思うと本当に悔しくなってしまいます。
自宅に咲いた“福寿草”です。
Ishii (2011年3月28日 19:15)
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今日の会津若松は、まるで"真冬!"の様な寒さと、"なごり雪"が舞い降る、とても寒い一日でした。
灯油の購入が未だ不自由な為、灯油を節約しながらの生活には、少し寒すぎる感があります。
毎日がいまだに落ち着かず、中々平常には戻れぬ日々が続いています。 この所毎日の話題は、「放射能関連のニュース」がトップニュースとなっていますが、会津地方でも今後どの様に、生活や経済活動に影響がでるのか?が、話題の中心となっているようです。
併せて来月から原発の近くの「大熊町」自体が、会津若松市に避難移転することになりました。
大勢の方々が大挙しての避難なので、今後どの様な問題や障害が発生するか?は判りませんが、ホスト地域の住民として、"できる限り"のことはしたいと思います。 当店の仕事は?と言えば、地震発生直後より続いていた「炊き出し用米の精米作業」もやっと峠を越え、また、米不足騒動も沈静化したため、一時はフル稼働であった精米機も通常シフトに戻ってきました。
しかし、物流の中心であるトラック輸送は、依然として不自由な状態でありました。 そのため、"豆腐用大豆"の在庫が底を尽き、地元の豆腐店に販売する品が無くなってしまうため、急遽、横浜の臨海倉庫まで当店のトラックで引取に出掛ける事となりました。 東北自動車道が宇都宮までしか使えず、途中の燃料の給油も難しいとの事でしたので、一般道を低速走行でトコトコと時間を掛けての走行でした。
私の父の時代(高速道路が無い時代)には、この様な感じだったのかなぁ?と思いながら、約一日掛けて往復して来ました。
通常ではリッター8kmの燃費のトラックが、往路(空荷)は11kmで、復路(荷満載)は9.8kmと超エコ運転のお陰で、大幅に燃費向上が出来ました。 エコ運転で今後も燃料の節約をしながら走りたいです。(エコ運転はドライバーにはとても肉体的に負担だけど・・!) 帰る途中では救援に向かう自衛隊を始め、多くの支援車両や物資を積んだトラックがたくさん目的地を目指していました。
Ishii (2011年3月26日 21:18)
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会津若松市内の小中学校は、通常通り授業を受ける事ができます。
中学生の子供が毎日帰宅する度に、現在 会津若松市に避難中の方々の“今、必要な品物”について伝えてくれます。 今日は、生徒会からの放送で下記の物が必要と伝えられたそうです。 『ランドセルと新品のノート・鉛筆』でした。 我が家のもう一人の小学生の子供は明日、体育館で卒業式を迎えることができます。
今まででしたら当たり前の事なのでしょうが、今は当たり前とは思えません。
体育館で無事に卒業できることを感謝しながら、明日は中学生の子供に、『2個のランドセル』と我が家にあるだけの『新しいノートと鉛筆』を持たせるつもりです。 太平洋側の被災地の皆さんには、早期にガソリン等の燃料を始め救援物資が届くことを願うばかりです。
Ishii (2011年3月22日 17:30)
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