会津は相変わらず真冬のまっただ中です。
今朝の道路もツルツルのアイスバーンで、人も自動車もソロリ!ソロリ!と歩きます。 特に、当店は交差点の角店で、この交差点は全方向で一時停止が必要ですので、車は必ず停車しその後発進をします。
そのため、自動車が停止する凍結路面では、発進の際のタイヤの空転で、凍結路面が磨かれて、一層滑り易くなります。
この様に“磨きをかけた”凍結路面を歩くことは至難の技であるばかりか、時には大事故の可能性が常に付きまとっています。 そこで秘密兵器の登場ですが、当店の秘密兵器は当店で販売している“塩(SOLT)”です。
当店では味噌製造の原料として年間に10t以上の塩を販売していますが、なぜ、塩が秘密兵器か?と不思議に思われるかもしれませんね。 これが必需品の塩です。 並塩という商品名で、販売しています。
海水が凍りにくいことは、ご存知と思います。 塩分があると「氷点が下がる」ことが理由です。 通常は氷点0℃以下になると凍り始めますが、塩分を含むとマイナスになっても凍りません。
この塩を凍結路面に撒くと、すぐに“パチパチ”と音を立てながら氷りが解けてゆきます。
この塩は塩化ナトリウム95%ですので、厚さ5cm程度の氷りも10分程で“スカスカ”の状態(スコップで突くと壊れる)になります。
この塩の力を借りなければ、厚い氷を片付ける為に、ツルハシやスコップと体力が必要ですが、塩を撒いて暫く待てば、楽に氷を片付けることが出来ます。 振りかけた量が多い所から解け始め、直ぐに効果が実感できます。 この様に部分的に解けます。
一袋(25kg)で1500円程の出費とはなりますが、1シーズンで1袋は使いませんので安いものですね。
Ishii (2011年1月28日 20:55)
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