17日夜~19日に掛けて、同業のMさんと静岡市まで「勉強会」に参加しに行ってきました。
静岡市で大変ユニークな活動を展開している『安東米店(通称アンコメ)』さんの主宰する「カミアカリドリーム勉強会」に出席したのです。 「カミアカリ」とは新品種のお米で、アンコメさんの友人で無耕起有機栽培を実践する『松下明弘』さんの田んぼで育てられた、「玄米食専用品種」です。
今回はこの「カミアカリ」を、『産地や生産者の違いや炊き方を食べ競べをする』という勉強会でした。 食べ競べをするカミアカリ
今回の勉強会では、「カミアカリ」を感じるために、新たな切り口の講演会も行われました。
講演者は『フランスパン(バゲット)職人の仁瓶利夫』さんでした。
この仁瓶さんは業界では大変有名な方、フランスパンの職人として熱い思いを持ち続け、特にバゲット(長いパン)創りに情熱を注いでいる人です。 バゲットを片手に説明をする
お米の勉強会に「パン職人」とは、違和感が有るかもしれませんが、じつは以外な共通項が有りました。それはどちらも『プロフェッショナル』から生まれたもの、ということ。 プロフェッショナルとは、「普通の人では持てないほどの「熱い思い」を、一途に自分の仕事にぶつける事の出来る人」と感じました。
そしてそこから生まれた品はどちらも、敢えて『手を掛けすぎぬ』と云うこと。
その物が持つ”本来の味を引き出す”技術を持った人と感じました。 講演会では色々なバゲットを食べ競べながら、改めて”焼きたてのバゲット”の美味しさを堪能することが出来ました。 数種類のバゲットを食べ競べする
Ishii (2010年7月21日 21:44)
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