大江湿原の木道を1.5km程進むと、いよいよ尾瀬沼が見えてきます。 ところ所に白い水芭蕉が咲いている
辺りには尾瀬ヶ原のシンボルマークの”水芭蕉”の花がいっぱい咲いています。
空は快晴で風も無く、湖面には波も見えず、湿原には水芭蕉以外の植物の姿が見えぬため、辺り一面が枯れ草のうす茶色で覆われています。
尾瀬沼ビジターセンターや長蔵小屋の在る、場所の近くに咲く”水芭蕉”は栄養過多のため、可憐というより”でかっ!”という感じの大きな水芭蕉となっています。 長蔵小屋近くに一面に咲く「水芭蕉」と尾瀬沼の向こうにみえる「燧ヶ岳」
木道を歩いていると、急に前を歩いている人がかがみ込み、大きなカメラを構えて、「何を撮るのかな?」と見ると、足元の小さな一輪の花にピントを合わせている姿を時々見かけます。 写真を撮ることも目的で来られているのでしょうが、下界の普段の生活の中では、”小さな花”に関心を持つことはあまり無いと思いますが、尾瀬ヶ原に咲く花は、多くの人の注目を浴びて幸せだな!と感じました。 この日の尾瀬には、大勢のアマチュア写真家の他にも、スケッチを楽しんでいらっしゃる方も大勢いました。
B5サイズ程度の大きさのスケッチブックに思い想いに、写生をされている姿を見ると、絵を描く技量のない私には、とても気持ち良さそうに写りました。 湿原の初夏を彩る「ニッコウキスゲ」の花は、今回は当然見ることは出来なかったのですが、7月20日頃には湿原いっぱいに咲き乱れるとのことと、地元ガイドさんにお聞きし、機会があれば是非!と思ったしだいです。
Ishii (2010年6月 8日 22:25)
| コメント(0)
| トラックバック(0)
|
コメントする