先日、南会津町南郷地区（旧南郷村）へ配達に行きました。
山間ののどかな、大変気持ちの良い所です。　特産の「南郷トマト」も大変美味しい処です。

道路を走っていると「日本一　ひめさゆり　群生地」の看板が立っていました。
地元の方に聞くと、今の時期は「ひめさゆり」の咲く時期で、今週から「ひめさゆりまつり」が始まっているとのこと。
帰りの道からちょっとの所に群生地があり、「折角だから見て行けば！」とのお話でした。

「ひめさゆり」とは、福島、新潟、宮城、山形の県境付近の深山に自生する日本固有のユリ科の植物です。
種から育ち、花をつけるまでに６年の年月が必要とのこと。　また、ウィルスや雑菌に弱く、保護には大変注意が必要との事でした。

群生地の高清水公園への入場料を払い、木道の整備された公園に入ると、薄いピンク色の可憐な花を咲かせたひめさゆりが一面に広がっています。　平日の日中にも拘わらず大勢の方が、カメラを構えていました。

つぼみの状態の茎も多く、「後数日後には群生地の花が満開でしょう！」との係りの人の話でした。