当店では毎年秋に一年分を仕入れ販売しているため、欠かせない作業があります。
毎年今頃(春になる前の気温が低い)の時期に行う作業です。
それは、秋に”仕入れておいたお米の水分を計る”という事です。 秋には沢山のお米が生産者から入荷してきます。
その都度お米の水分を測定して記録はしておきますが、4~5ヶ月経つとお米の含有水分が大きく変化している物もあります。
お米の含有水分は、多いほど食味は良いのですが、長期間の保管には不向きな側面も有りますので、そのバランスを執ることが難しいです。
5月以降は低温倉庫にて入庫し保管する都合もありますので、どの品をいつ頃出荷するかを判断する基準にもなります。 水分を測定するのは、専用の水分計を使用します。方法は、金属製で筒状の「穀刺し」というもので、紙袋から玄米を抜き取り、水分計に20粒程を磨り潰し挿入します。 計測スイッチを押すとデジタル表示される仕組みです。平均を出すために数回行います。
この画像の数値が、4回計測の平均値として表示されます。
Ishii (2010年3月11日 19:20)
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