先月のことですが、今年も会津産米が「特A」と発表になりました。 説明しよう!
「特A」とは、日本穀物検定協会が昭和46年から毎年、全国の120~130産地銘柄米の試食を行い、その結果を上位から「特A」「A」「A’」「B」「B’」の5ランクに分類して発表しています。
今回は、125産地品種の中から20産地品種が最上位の「特A」に認定されました。
「会津産こしひかり」は常に「特A」に名前を連ねていますが、今回発表では「会津産ひとめぼれ」も2年ぶりに「特A」に復帰しました。 実際に試食とは、誰が?どの様に?行っているのでしょうか。
以前、日本穀物検定協会の方に直接お会いした際に聞いた話では、
検定協会には、20~30名の専門のテスター(鑑定士)が在籍しているそうです。
試食は、毎日午前中の決まった時間から開始され、全員が同じ条件で行われます。 試食方法は、基準となる米(毎回同じ1品)と試食対象となる米3品との比較方式で行われます。
基準米に対して、香り、粘り、見た目、味などを比較して優劣を付けて判別し、全員のデータを総合して決定されます。
毎日3品づつしか試食出来ないので、120~130品を試食するにも数ヶ月を必要とします。 この様な方法で試食され昨年秋に収穫されたお米の評価が、やっと春頃になって評価が発表できるようです。 更に、全国の食味ランキングをご覧になりたい方は 日本穀物検定協会食味ランキング へ
Ishii (2010年3月12日 23:05)
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